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ヘルシアのヘルがHELLだったらすごい。


by kiennzann

ハード

最後に書いてから2年と3か月。
エキサイトブログの書き方を忘れた。

あれっこうだったっけかなとなんとか今こうして更新。

ハードディスクというからにはよっぽど堅いんだろうとバコバコ叩いてたら後輩に注意された。
データ飛んじゃいますよ!

なんだよそれ、だったらソフトディスクに改名しろよ。
だけど俺は頭が良いのですぐさま理解した。
堅いとか柔らかいとかじゃなくて取り扱いが繊細なのね。
難しかったのね。hardだったのね。
# by kiennzann | 2008-11-10 00:05

カッコよすぎる。

輪廻転生が存在するのは周知の事実だが、
いまさらそんなもんあるかなんて言うやつがいるとは思わないが、まれに前世の記憶を失ってしまっている人たちがいる。
忘れっぽいじゃすまされないとは思うがそれは個人の問題だから放っておこう。

さて、俺の前世はというと、
と言ってももちろんたくさんの前世があるのでその中の印象的な一生の話をさせてもらうけど、
西暦で表せば1200年くらいの話。
日本では鎌倉幕府がなんかいろいろ頑張ってた時代だね。

俺はオランダで「マッチ箱理論」を研究していた。
いきなりマッチ箱理論だなんていっても当然ほとんどの人は知らないと思うから、簡単に要所だけまとめると、、、

「pを素数とする。有理数x, yに対しx-y=a*p^n (aは分母、分子にpを含まない有理数) なる整数nが一意的に定まる。d(x,y)=(1/p)^n により有理数体に距離が定義でき、この距離(p進距離という)に関して完備化を行なうとp進数体が得られる。有理数体を通常の絶対値による距離で完備化すると実数体になる。有理整数環をp進距離で完備化したものがp進整数環である。」

といった理論。
要するに、
「なぜ満天の夜空は美しいのか。」
というロマンティックな理論である。

結局一生かかってもそれを証明することは出来なかった。

その後14回転生したけどその都度考えてた。
つまり800年近く考えてたわけだ。
ミミズとして生きていた間も、ゾウリムシとして生きていた間も。

今晩、この曇った夜空をぼーっと眺めながら、800年の解答が突然浮かんだ。

「夜空が美しいのではなく、この夜空を美しいと感じる俺の心が美しいのだ。」
と。

へいマスター、ドライマティーニをもう一杯くれないか。
# by kiennzann | 2006-08-16 22:00

たしかにビール

お前そのしっぽみてえなやつをどうにかしろよ、みっともない。
しっぽみてえって、これしっぽだって。
いいからはやくしまえよめざわりなんだから。
といってそいつのそのしっぽみてえなやつをにぎると、ああこりゃいけねえと思った。
こりゃしっぽみてえなやつじゃなくて、こいつの、このしっぽみてえなやつの手触りはたしかにしっぽだなと分かったのだ。
ああごめん、失礼なことをいったね。このしっぽみてえなやつは本当にしっぽだったね。
だからさっきからしっぽって言ってるべや。
でもそれいつから?
先週の水曜か木曜あたりから。
あっ、土日じゃなくて平日からなんだ。
と、わけのわからないことを言ってすこしごまかそうとしたけどすこしもごまかせなかった。
あやまれよ、これをしっぽみてえなやつだなんて言いやがって。
ああごめん、失礼なことをいったね。それよりビールとか飲みたいんだけど。
我慢しろよ、ああでもたしかにビールが飲みたい。
# by kiennzann | 2006-06-28 23:16

ぶちまけ

最近「放課後」という単語を口から発してないなと思った。
他にもいっぱいあるハズなんだろうけど、
なんかあったっけなぁと思っても探すのが面倒だ。
探し下手な上に無くし上手なのです。
まるでヘビースモーカーな肺ガン患者のような。
お、それはちょっと違うな。

こないだディズニーランドへ行った。
5人で行ったった。
まだ4日前だというのにもうずいぶんと昔っぽいヘンテコな感じ。ぶちまけたポップコーンを全部拾って食った。
お、ぶちまけるって言葉いい感じ。
# by kiennzann | 2006-06-28 04:49

3連ドンちゃん

この季節になると思い出す。

友達の一人にモノマネ大臣と呼ばれている人がいた。
誰からもそう呼ばれていて、本名がなんだったのかもう思い出せないくらいだ。
こいつのモノマネはちょっと変わってる。

例えば、
プルコギだとか、二酸化マンガンだとか、日本道路公団だとか、牛乳を暖めた時に浮かぶ膜のようなものだとか、モールス信号だとか、円周率だとか、石川県だとか。
似てるか似てないのか判断が難しいモノマネをレパートリーに持つ。

四六時中物真似をしているので俺はコイツの本当の表情、声、口調を知らない。

ただ、一緒に行ったパチンコ屋で大花火を教えて、初めての「777」を揃えたときの表情が、今思えば彼の「素」だったのかも知れない。

彼はよく言ってた。
「モノマネで大事なのはその対象になりきるのではなく、モノマネをしている自分を冷ややかに見つめる本来の自分を保つことなんだよね。」と。

俺が上京してからだからもう6年以上会っていない。
最後に見た彼のモノマネは「梅雨明け」だった。
それはもう見事に明けていく梅雨を表現しきっていた。

その時そのモノマネを冷ややかに見つめていた「素」の彼が、今の俺を冷ややかに見たらなんて言うのだろうか。
そしてそんなことよりこの時期、空気は湿気ているハズなのに相変わらず喉は渇いてビールを飲みたくなる。
# by kiennzann | 2006-06-23 01:01