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ヘルシアのヘルがHELLだったらすごい。


by kiennzann

カッコよすぎる。

輪廻転生が存在するのは周知の事実だが、
いまさらそんなもんあるかなんて言うやつがいるとは思わないが、まれに前世の記憶を失ってしまっている人たちがいる。
忘れっぽいじゃすまされないとは思うがそれは個人の問題だから放っておこう。

さて、俺の前世はというと、
と言ってももちろんたくさんの前世があるのでその中の印象的な一生の話をさせてもらうけど、
西暦で表せば1200年くらいの話。
日本では鎌倉幕府がなんかいろいろ頑張ってた時代だね。

俺はオランダで「マッチ箱理論」を研究していた。
いきなりマッチ箱理論だなんていっても当然ほとんどの人は知らないと思うから、簡単に要所だけまとめると、、、

「pを素数とする。有理数x, yに対しx-y=a*p^n (aは分母、分子にpを含まない有理数) なる整数nが一意的に定まる。d(x,y)=(1/p)^n により有理数体に距離が定義でき、この距離(p進距離という)に関して完備化を行なうとp進数体が得られる。有理数体を通常の絶対値による距離で完備化すると実数体になる。有理整数環をp進距離で完備化したものがp進整数環である。」

といった理論。
要するに、
「なぜ満天の夜空は美しいのか。」
というロマンティックな理論である。

結局一生かかってもそれを証明することは出来なかった。

その後14回転生したけどその都度考えてた。
つまり800年近く考えてたわけだ。
ミミズとして生きていた間も、ゾウリムシとして生きていた間も。

今晩、この曇った夜空をぼーっと眺めながら、800年の解答が突然浮かんだ。

「夜空が美しいのではなく、この夜空を美しいと感じる俺の心が美しいのだ。」
と。

へいマスター、ドライマティーニをもう一杯くれないか。
by kiennzann | 2006-08-16 22:00